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Pixel 4 Pixel 3 比較 スペックアップのポイントを整理 定番モデルの正常進化形

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Google謹製、Android定番モデルのPixelシリーズも、今年の最新モデルPixel 4が発表になりました。

ぱっと見、iPhone11pro同様に、カメラ部分が拡大、順当なスペックアップをはたしている印象です。2眼カメラで望遠側を強化してきており、8倍超解像ズームが可能。用途によっては活躍しそうです。

個人的には背面がすっきりしていたPixel 3のほうがデザイン的に好みですが、まあ時代の趨勢には抗えず、スマホカメラ部分はどんどん不格好になっていくんでしょうか。

 

いずれにしても、アンドロイドスマホを検討する際には、真っ先に候補にあがる、ピクセルシリーズの進化について、整理してみたいと思います。

 

store.google.com

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1、Pixel 4とPixel 3 スペックの比較

ブランド名 Pixel 4 Pixel 3
キャリア SIMフリー SIMフリー
OS Android 10 Android 9 Pie
10にアップデート可
サイズ 147.1×68.8×8.2 mm 145.6×68.2×7.9mm
質量 162 g 148g
CPU Snapdragon855
(2.84 GHz+1.78 GHz)
Snapdragon 845
(2.5GHz+1.6GHz)
内蔵メモリ RAM 6GB、ROM 64/128GB RAM 4GB、ROM 64/128GB
ディスプレイ 約5.7インチFHD+
(2,280x1,080)
約5.5インチ FHD+
(2,160x1,080)
アウトカメラ 約1,220万画素(標準)
約1,600万画素(望遠)
約1,220万画素
インカメラ 約800万画素 約800万画素×2 
Wi-Fi® IEEE802.11a/b/g/n/ac 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth® Ver.5.0 Ver.5.0
バッテリー容量 2,800 mAh 2,915mAh
防水/防塵 IPX5・IPX8/IP6X IPX5・IPX8/IP6X
生体認証 顔認証 指紋認証
その他の機能 おサイフケータイNFC おサイフケータイNFC
カラー Just Black
Clearly White
Oh So Orange
Just Black
Clearly White
Not Pink
SIMトレイ シングル/eSIM シングル
  89,980円(税込) 95,000円(税込)

 

優位点を黄色で、劣位点を緑で表しています。

順当に進化しているようですが、引き替えにスポイルされている点もいくつか認められます。

 

2、Pixel 4のメリット

カメラ性能の高さで評判の高かったPixel 3から、さらにカメラが2眼となり、一層のスペックアップが図られています。一方でセルフィー用のインカメラは一眼に削減されているようで、こちらはやや劣化でしょうか。

認証が顔に移行しているのも、iPhoneに足並みをそろえているのでしょうか。この辺も好き嫌いの分かれる点かと思われます。

CPUやメモリも順当に進化していますし、価格がPixel3よりも抑えられたことと合わせると、お買い得度は上がった印象です。

素のアンドロイド機は、好き嫌いが分かれる部分ではありますが、カメラ性能を重視される方にとって、やはりPixelは有力な選択肢になりうると思います。

 

3、Pixel4はどんな人におススメ

SIMフリーであることはもちろん、Google謹製のメリットとして、余計なものの入っていない、プレーンな仕様がお好みの方にとって、一番優位にある端末かと思います。

また、カメラ性能の評判も、Pixel3でお墨付きですから、カメラ重視の方のニーズも十分に満たしてくれる端末です。

グローバルモデルながら、日本版ではいわゆる日本仕様の防水防塵やおサイフケータイにも対応しており、機能面でも穴はありません。

サイズに関しても、通常版の5.5インチ Pixel 4と、ワイド版の6.3インチ Pixel 4XLを揃えていますので、ニーズに合わせて選択が可能です。

 

4、まとめ

ハイエンドのアンドロイドスマホとして、スタンダードを示してくれるのが、グーグルのPixelシリーズかと思います。

その意味で、大きな穴もなく、機能的にまんべんなくニーズを満たしてくる感じです。

最近の流行に沿って、カメラの強化を図っており、Pixelも2眼レンズを搭載してきましたが、他社が広角を強化しているのに対して、望遠を強化してきている点が特徴的です。この辺は撮影のニーズによって合う合わないがありそうです。

今後の期待としては、前機種のPixel3に普及版のPixel3aが追加投入されたように、Pixel4にもPixel4aにあたるものが投入されるかどうかです。

昨今の売れ筋はミッドレンジに移行しつつあることを考え合わせると、Pixel 4aが展開されるのかどうかに期待が集まります。