ドコモ LG style3 L-41A スナドラ845とQHD+有機ELで4.2万円 ミドルながらハイエンド並みの性能
ドコモから2020夏モデルとして、LG style3 L-41Aが発表されました。
発売は2020年6月以降が予定されています。
5Gの大々的なキャンペーンの陰で、4G端末は目立たない印象ですが、この端末はミドルレンジながらハイエンド並みのCPU Snapdragon845、ディスプレイもフルHDのさらに上を行くQHD+の有機ELを搭載しながら、価格は4万円強と、この夏のダークホースとして注目を集めそうです。
昨年の夏モデルであったLG style2がスナドラ450と、平均以下のローエンドCPUであったことを考えると、このジャンプアップは意外や意外といった印象です。
1、LG style3 L-41AとLG style2 L-01Lとのスペック比較
ブランド名 | LG style3(L-41A) | LG style2(L-01L) |
キャリア | ドコモ | ドコモ |
OS | Android 10 | Android 9 |
サイズ | 約152×72×8.7mm | 約158×76×8.5mm |
質量 | 約160g | 約182g |
CPU | Snapdragon 845 2.8GHz+1.8GHz |
Snapdragon 450 1.8GHz |
内蔵メモリ | RAM 4GB、ROM 64GB | RAM 4GB、ROM 64GB |
ディスプレイ | 約6.1インチ QHD+ 有機EL (3,120 ×1,440) |
約6.0インチ FHD+ TFT液晶 (2,160×1,080) |
ノッチ | あり | なし |
アウトカメラ | 約4,820万画素 F1.8 約500万画素 F2.2 |
約1,620万画素 F2.2(標準) 約1,310万画素 F1.9(広角) |
動画レート | 1080P 手ぶれ補正あり |
|
インカメラ | 約810万画素 F1.9 | 約810万画素 F1.9 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver.5.0 | Ver.5.0 |
バッテリー | 3,500mAh 急速充電あり |
3,900mAh 急速充電あり |
防水/防塵 | IPX5・IPX8/IP6X | IPX5・IPX8/IP6X |
生体認証 | 顔認証/指紋認証 | 顔認証/指紋認証 |
イヤホンジャック | あり | |
その他の機能 | おサイフケータイ | おサイフケータイ ワンセグ |
カラー | ホワイト ブラック |
ゴールド ブラック |
SIMトレイ | シングル | シングル |
外部ストレージ | MicroSD 最大512GB | MicroSD 最大512GB |
価格(税込) | 41,976円 | 38,880円 |
上記のとおり、CPUは大幅なスペックアップであることはもちろん、ディスプレイも通常以上のQHD+有機ELと高精細なものを積んでおり、信じられないくらいのスペックです。
それ以外のカメラ等は平均的なスペックですし、バッテリーはややサイズダウンしていますが、CPUとディスプレイだけでも、十分に競合に一歩以上リードしている感じです。
ミドルレンジでここまでとはだいぶ頑張ったのではないでしょうか。
価格も41,976円とミドルレンジとして最も一般的なボリュームゾーンに収まっていますし、style2からほぼ据え置きの価格でこれだけのスペックとなると、一気に人気機種のトップをさらってくる可能性もあり得ます。
SIMフリー端末では、OPPO Reno Aが3万円クラスで全部入りと、大変注目を集めているところですが、ほぼ価格的にも同列ですし、キャリアモデルながらこのLG style3が今年のコスパ最強モデルの一角を占めることになりそうです。
ドコモの同夏モデルでは、SONYのXperia 10 ⅡやGALAXY A41と、4万円前後のほぼ同程度の価格で横並びです。中でもこのLG端末は価格の割に高スペックで、一歩抜きんでたコスパ端末に仕上がっているといえるでしょう。
その後、シャオミから、超高コスパ端末が相次いで発表されています。
こちらはSIMフリー版で、国内4キャリア対応ですし、LG style3をさらに超えてきた感があります。