メルカリは値段だけがポイントではない メルカリ必勝法

皆さんはメルカリで売れるにはどうすればいいとお考えでしょうか？

一般に値段を下げれば売れると言われがちですが、はたして本当にそうでしょうか。正直私はそれには懐疑的です。

もちろん、相当に安くすれば売れはするのでしょうが、同時にデメリットも多いように感じています。

判断基準が値段しかないとした場合、ひたすら安さだけが追及されることになりますので、もっともっとと、切りがありません。一般に最安値で出品されている方に限って、さらなる値下げのコメントがつけられて困っているケースが多いかと思われます。

加えて、「値段だけ」でものを判断される方は、往々にしてクレームの頻度も高いように見受けられます。

要は自分の欲求を強く押し出して値段を追求しているわけですから、それが自分の思っていたものと少しでも違っていれば、我慢ならないという発想につながりがちです。そこには自分の都合はあっても、相手の都合は残念ながら許容されないのです。

つまり、ものの価値を「値段」という一つだけに集約してしまえば、わかりやすいことは事実でしょうが、コミュニケーションは軽視されます。

そもそも、人と人が関わることは、それなりに手間や面倒がかかるのがあたり前ですし、損得とは違う、気遣いが不可欠になります。

安く安くでギスギスした取引がはたして楽しいものでしょうか。

要するに、経済性をとことんまで追い求めてしまえば、角が立ちます。逆に、両者にとって、一定の納得感や満足感をつくりだす共同作業だと思えば、その過程を愉しめるかどうかも大きなポイントです。

もちろんフリマも取引ですから、売れなけば始まらない部分もあるでしょう。しかし本来、フリマとは、自分の使わないものと相手の欲しいものをすり合わせるやり取り自体が醍醐味でしょうから、価格というのはその一つの現れにすぎないはずです。

ということで、私は価格ありきでの取引はやっていません。

お互いの納得感が得られる価格水準を設定して、

あとはそれ以外のところでフォローしています。

それ以外というのは取引のスムーズさや、内容表示の正直さといった、まああたり前と言えばあたり前の部分です。

でも、あたり前がそうそうあたり前でないから、意味をもつんだと思います。

信頼感や安心感を一概に価格と比べることはできませんが、そうしたものに意味を見出していただける方とお取引をしたいと考えています。

結果的に、必ずしも最安値でなくともご購入いただいていますし、今のところネガティブな評価をいただいたこともありません。

もちろん時間という面では、出品即売り切れということはありませんが、それはそれで構わないと思っています。ちょうどタイミングが合って、私の出品物を気に入っていただけたら、ご購入いただければという、気長なスタンスのほうが長続きするのではと感じています。

あくまで私流のメルカリの使い方ですので、よろしければご参考にしてみてください。