ゆうパケットプラス 厚さ7㎝までに対応 意外と使える大きさ 宅急便コンパクトに対抗
メルカリと日本郵便がゆうゆうメルカリ便の新たなサイズを発表しました。
ゆうパケットとゆうパックの間を埋めるサイズとして、「ゆうパケットプラス」を提供開始です。
いわゆるヤマトの宅急便コンパクトの日本郵便版という感じでしょうか。
ただし、宅急便コンパクトが厚さ5㎝までなのに対し、ゆうパケットプラスは厚さ7㎝までOKです。ここ大事!!
これまで5㎝って結構微妙で、どうしても収まりきらず、やむなく宅急便にしていたケースも多かったかと思います。とくにスマホとか時計とか、小さいけど厚みのある外箱の品物って結構あるんですよね。
しかし、この新規格で、これまで穴だったサイズがうまく処理できるようになるかもしません。個人的にはとっても絶妙なサイズ感で使い勝手もいいのではと思っています。
宅急便コンパクト同様に、専用箱65円(税込)を用いて梱包します。配送料は375円(税込)と、ゆうパックの半額程度で送れるのがメリットですね。小物や厚みのある雑貨などに使えるのではと思います。
ゆうパケットプラス詳細
・ゆうパケットプラスの大きさ・重さ
長さ 24cm、幅 17cm、厚さ 7cm・2kg 以下
・ゆうパケットプラス専用箱の価格
65 円(税込)
・運賃
375 円(税込)
ただし、注意点も。
日本郵便は基本的にサイズにシビアな傾向があります。
7㎝といったら7㎝です。ゆうパケットも3㎝と言ったら3㎝なのです。
ちょっとぐらい膨らんでいても、収まっていれば大丈夫とはならない可能性が高いので注意してください。あくまでお役所的です。
この辺はむしろヤマトのほうが融通が利く可能性が高いです。宅急便コンパクトなどはだいぶ膨らんで箱詰めされていても、箱が閉じてさえいえればOKの場合が多いです。
とくにコンビニ発送の場合は、発送時に採寸ではなく、集荷後に郵便局にて採寸され、サイズオーバーで返送されてしまう率も高いので、トラブル防止の観点からも、ギリギリのサイズの場合は要注意です。
心配な場合は直接郵便局窓口にて採寸してもらってから発送する方が間違いありません。とりあえず郵便局で採寸の上、その場で「引受」受理されれば、おおむね大丈夫と見ていいでしょう。
なぜ、おおむねなのか?
それでもまれなケースとして、引受局でOKでも、到着局でサイズオーバーと判定されて、返送されてしまう例もなくはないようです。
この辺は推察ですが、ちょうど監査等で抜き打ち検査にあたってしまったりすると、確実に跳ねられるようなので、その際は運が悪かったとあきらめるよりほかにないかもしれません。