超コンパクト Rakuten Miniは人を選ぶ!? 割り切りも必要 スペック比較
【追記:注意喚起アリ!!】
当初バンド1に対応していた本機ですが、5月以降、しれっと何の告知もなく、バンド1が非対応な仕様に変更されていたようです。技適も怪しいらしい??
購入時期によって3つのバージョンが混在しているようです。
SIMフリーとしての利用をお考えの方にとって、バンド1がないというのは影響の出る可能性がありますので、購入を検討される際はその端末がどのバンドに対応したものであるか、よくお調べの上ご検討ください。
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楽天モバイルのMNO、Rakuten UN-LIMITが良くも悪くも注目を集めているところですが、端末も独自性を発揮しています。
その象徴的存在が、「Rakuten Mini」ではないかと思います。
その名のとおり、手にすっぽり収まる、名刺大の超コンパクトな端末です。
昨今はスマホの大型化が進んで、小さいスマホを好むユーザーにとって厳しい環境が進んでいます。
そんな市場環境にあって、あえてコンパクトを前面に押し出した端末を投入した英断は評価に値するかと思います。
しかし、コンパクトであるということは、当然、その制約の中で機能を取捨選択することとイコールですので、どうしてもスポイルされる機能が多々出てきてしまいます。
そんなメリットとデメリットを併せ持つRakuten Miniがどんな人に向くのか、スペック比較から見ていきたいと思います。
1、Rakuten Miniと他社コンパクトスマホとのスペック比較
これまで数少ないコンパクトと言えば、アンドロイドではシャープのAQUOS R2
compactやアップルのiPhone SEでした。
表からも明らかなように、Rakuten Miniは徹底してコンパクトであるがゆえに、機能の切りつめがはっきりしています。潔いと言えば潔いですし、足りない人にはまったく足りないスペックかと思います。
2、Rakuten Miniのメリット
1、その徹底したコンパクトサイズ感
2、入手しやすい低価格
3、日本仕様の防水防塵、おサイフケータイ(ただし防水は弱め)
3、Rakuten Miniのデメリット
1、小ささゆえのバッテリーの持ちの不安
2、eSIMのみのため、使えるキャリアが限られる
3、小ささゆえの画面の視認性の悪さと、CPUやメモリの非力さ
4、どんな人におススメ???
上記のとおり、Rakuten Miniはコンパクトゆえに、そのメリットとデメリットがはっきりしている端末です。
ですから、そのプラスとマイナスを天秤にかけ、それでもプラスが勝るという方にのみ、おすすめできるかと思います。
一応機能としてはいわゆる全部入りですから、何とかこれ一台でスマホ用途を足らすことのできる人にとっては、夢のような端末です。
一方、これでは事足りず、結局2台持ちするということになるのであれば、あえてこれを持つ意味はないかと思われます。今はDSDV端末も多いですし、大きいスマホ一台で足りるはずです。
主にタブレット使いで、本機を無線ルーター代わりに使うのであれば、それはそれでありかもしれません。ただ電池持ちには気を付けなければなりませんが…。
ということで、評価の分かれそうなRakuten Miniですが、一応スペック的に特徴をまとめてみました。
ごく一般的なスマホユーザーにとっては、Rakuten UN-LIMITを使うのであれば、GALAXY A7かOPPO A5 2020のほうが無難な選択だと思います。
それは別途まとめていますので、そちらを参考にしてみてください。
まだまだ楽天回線は不透明な部分も多いですので、端末をあえて購入するにはちゅうちょする部分もあろうかと思います。
そんな方は、まずは手持ちのSIMフリースマホで使ってみるほうが安心かと思われます。使える端末を持っていればの話ですが…。