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ヤフオクで即決しても手続きをしない人の傾向 ひやかしなのか、単にルーズなのか???

ヤフオクでは、購入後の手続きが煩雑?なので、出品者としてはちょっと心配になることも多いですよね。

要はシステム設計がオークションに最適化されているので、全体的にルーズというか、時間のかかる仕組みになっているせいだと思います。

その点メルカリではフリマで即決ですから、そういった間延びした印象はありません。

 

何が問題なのかというと、例えば「即決」した場合、もう購入(落札)は決まったのですから、そのまま送付先と支払い方法の選択に進めるはずなのです。しかし、そうはしないで放置される方がままみられるのも事実です。

ヤフオクのかんたん決済は、システム上支払期限が1週間程度と、だいぶ長く設定されていることもあって、そのうち手続きをすればいいやと悠長に構えているのかもしれませんね。

しかし出品者の立場からすると、落札しておいて何もしないというケースは、いわゆる「落札逃げ」のリスクを伴うケースなのです。とりあえず落札したけど、やっぱりいらないという落札者さんは当然その後音信不通になるわけで、その辺の見分けが難しいです。

もしそのまま逃げられてしまえば、貴重な販売機会を1週間程度むだにすることになってしまうのはもちろん、ヤフオクのシステムでは放置しておくと落札手数料が徴収されてしまうため、下手をすると損金が発生してしまいます。

もちろん、都合で支払いをギリギリまで待ってほしいという人もいるでしょうが、ほんとうに購入意思があるのかどうかの見分けが難しいうえ、出品者がリスクを抱えざるを得ないシステム設計がよろしくないなーと思う次第です。

その点、例えばメルカリでは、支払期限が翌々日の24時と比較的短期に切られていますし、取引が成立しない場合は手数料が徴収されることもありませんので、出品者にやさしい設計になっているのかなと思います。

もちろんメルカリでも逃げられてしまえばそれなりに痛手ではあるのですが、ヤフオクに比べると軽微だといえるでしょう。

 

こうして考えてくると、落札(購入)後の待ち時間はそのままリスクとして積みあがっていきますので、気の短い出品者さんは1日、2日と連絡がない場合、早々に損切りといいますか、落札者都合によるキャンセルという判断をするケースがままあるのではないでしょうか。

ヤフオクでは落札者都合によるキャンセルでは自動的に相手に非常に悪い評価が付くことになっていますが、こうした悪い評価をもらってしまう方というのは、単純に平気でキャンセルをくりかえす場合と、全体的にルーズで相手が待ちきれず取り消した場合があるんだと思います。

どちらも褒められたことではありませんが、前者が購入意思がないのに対し、後者は購入意思はあるわけで、やり取りを間違うとトラブルにも発展しかねませんね。

例えばのんびりした人が、何日か経って、そろそろ手続きをしようかと思っていたら、出品者から一方的にキャンセルをくらわされたなんてことも無きにしも非ずではないでしょうか。

 

ではどうしたらこうした問題を回避できるのでしょうか?

要はお互いにこまめに連絡を取り合うことをめんどくさがらないという、この一点に尽きるでしょう。

出品者としては、早々にメッセージで、実際の支払いはともかく、送付先および支払方法の指定の手続きだけでも早々に進めていただけるよう働きかける。

落札者としても、購入意思があるのであれば、仮に支払いが先になるとしても、送付先および支払方法の指定の手続きだけは済ませて置き、できればいついつまでに支払う旨を連絡する。

こうしたワンクッションが間にあれば、お互いに安心して取引が継続できるかと思います。

 

たいてい手続きの遅い人の傾向は、コンビニ払いで、時間をギリギリまで伸ばす感じを多く見受けます。商品がすぐに欲しい、さっさとカード決済するという人からすると、理解しがたい行動なのかもしれませんが、そういうニーズも、どうも一定程度はあるようです。

ですから、リスクを取りたくない人は、早々に取引メッセージを活用して、相手の購入意思だけでも確認しておくことが大事になってきます。

ヤフオクはシステム設計上、出品者が取引メッセージを送ろうとすると、出品者ははじめにメッセージを送る必要はないなどというポップアップが出ますね。落札者からの連絡をお待ちくださいと言って。わたしはこれもいけてない設計だと思います。

そもそも出品者にやさしくない制度設計なのですから、いかなるポップアップが出ようとも、出品者としては自衛手段を講じないと、自分にリスクが跳ね返ってきます。

ということで、落札されたらさっさと連絡を取り合って、意思確認を進めることがポイントです。