Redmi Note 9s, OPPO Reno3 A, GALAXY A41 2020夏ミッドレンジのおすすめ3選
今年も夏モデルが出揃ってきた頃合いです。
昨年同様、スマホのボリュームゾーンはミドルレンジに集中する傾向が継続中かと思われます。
ぼちぼち5G端末も出てきてはいますが、まだまだ電波のエリア状況を考えると、4GLTEが主流という状況は続きそうです。
一方で、そうした技術動向に合わせ、4Gは成熟した技術として、端末価格の押し下げ効果が働いて、より競争が促進される状況が期待できます。
事実、昨シーズンよりもリーズナブルで機能も充実したスマホが多く、ここで注目している3機種も、そうした高コスパを実現しています。
1、Redmi Note 9s, OPPO Reno3 A, GALAXY A41のスペック比較
2、Redmi Note 9sのおすすめポイント
1、圧倒的価格、高コスパ
2、全体的に余裕のあるスペック
3、国内4キャリア対応SIMフリー
3、OPPO Reno3 Aのおすすめポイント
1、日本仕様の防水防塵やおサイフケータイ対応
2、OPPO Reno Aの弱点(カメラや急速充電)を補完
3、SIMフリー
4、GALAXYA41のおすすめポイント
1、日本仕様の防水防塵やおサイフケータイ対応
2、扱いやすいサイズ感
3、GALAXY A20とは違い必要十分なスペック
5、おすすめポイントのまとめ
コスパでいけばシャオミのRedmi Note 9sの圧勝です。その上、基本スペックも充実しており、他社を一歩リードしている印象です。ただし大きく重い端末ですから、視聴・閲覧重視の方にはOKですが、持ち運び等はやや不得手かと思われます。
また、いわゆるグローバル仕様ですので、日本的仕様の防水防塵やおサイフケータイには対応していません。
全体的なバランスで言えばOPPO Reno3 Aが挙げられます。昨年大人気だったOPPO Reno Aの正統進化、後継機として、全部入りで機能的な不備もありません。Reno Aよりさらに使い勝手がよくなっている印象です。
同じRAM/ROMで見れば、Redmiとの差は1万円、とりあえず全部入りということで、余裕があればこちらを選んでおいて間違いないところです。
SIMフリーではありませんが、キャリアモデルとして人気が出そうなのがGALAXY A41です。キャリア版ですからもちろん全部入りですし、カメラも強化してきているので、とくに穴のない、バランスのよいスペックを実現しています。
サイズ感も3種の中では最も手になじむ大きさですので、普及モデルとして万人におススメできる感じです。
昨年は、OPPO Reno Aを中心に、ファーウェイのP30lite、シャープのAQUOS sense3がいわゆる人気3種として、ミドルレンジのスタンダードを表現していたと思います。
それに比べると今年は、さらにスペックアップしつつ、価格も大きく抑えられているといった印象で、一段上の高コスパが実現されていると言えます。
ミッドレンジというと、以前なら何を我慢して機種選びをするかといった、妥協を強いられることが避けられませんでしたが、もうそういった心配はなさそうです。
ハイエンドほどの尖った特徴はないものの、機種としてのまとまりや値ごろ感では、十分日常の使い勝手としては問題ない域に達してきたと感じます。
結局、ミッドレンジの中心価格帯、ボリュームゾーンである2~4万円においては、外国勢の圧勝という感が強いです。もちろん国内メーカーである、ソニーやシャープ、富士通の端末もないわけではありませんが、機能に見劣りしたり、スペックに比して割高な印象が強いなど、正直あまり期待できない水準かと思われます。