Galaxy A20、A30、A7 ミドルスペックの満足度 スペック比較 2020夏はA41も発売
【追記】
楽天モバイルの度重なる値下げ攻勢で、GALAXY A7が発売当初より相当リーズナブルに購入できるようになっています。(5/27日現在)
楽天市場において18,700円(税込)です。加えて、楽天回線との同時契約なら、後日15000Pバックされるので、さらにお得に購入も可能です。
また、2020夏モデルとして、GALAXY A41がドコモ、au、UQmobileから発売となります。こちらも3万円台後半と、ミドルシップど真ん中の価格で展開されそうです。
A20ではちょっとスペック的に心もとないという方にとっても、A41であれば安心して購入できるミドルレンジらしい機能水準かと思います。
ブランド名 | GALAXY A41 | GALAXY A7 |
キャリア | ドコモ(SC-41A) au(SCV48) UQ |
SIMフリー(楽天) |
OS | Android 10 | Android 9 Pie |
サイズ | 約153×70×8.1mm | W76.8×H159.8×D7.5 |
質量 | 約160g | 約168g |
CPU | MediaTek Helio P65 2.0GHz + 1.7GHz |
Exynos7885 2.2GHz + 1.6GHz |
内蔵メモリ | RAM 4GB、ROM 64GB | RAM 4GB、ROM 64GB |
ディスプレイ | 約6.1インチ FHD+ 有機EL (2,400 ×1,080) |
約6インチ FHD+ 有機EL (2,220×1,080) |
ノッチ | 滴型 | なし |
アウトカメラ | 約4,800万画素 F2.0 約800万画素 F2.2 約500万画素 F2.4 |
約2,400万画素 (広角) 約500万画素 (ボケ) 約800万画素 (超広角) |
動画レート | ||
インカメラ | 約2,500万画素 F2.2 | 約2,400万画素 (広角) |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver.5.0 | Ver.5.0 |
バッテリー | 3,500mAh 急速充電あり |
3400mAh 急速充電なし |
防水/防塵 | IPX5・IPX8/IP6X | ー |
生体認証 | 顔認証/指紋認証 | 顔認証、指紋認証 |
イヤホンジャック | あり | あり |
FeliCa | おサイフケータイ | ー |
充電端子 | USB Type-C | micro USB Type-B |
カラー | ブルー ホワイト ブラック |
ブルー ゴールド ブラック |
SIMトレイ | シングル | シングル |
外部ストレージ | MicroSD 最大512GB | microSD 最大512GB |
価格(税込) | 37,224円(ドコモ) | 18,700円(楽天) 回線セットなら15000P還元 |
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2019秋からの端末と回線契約の分離義務化によって、スマホはより普及価格帯のミドルスペックが主戦場になると言われています。
各社ともそれに合わせるように、ミドルスペックスマホのラインナップを強化してきていますね。
GALAXYと言えば、日本ではフラグシップのSシリーズというイメージで、これまでAndroidスマートフォンをけん引してきました。そのGALAXYもやはり日本市場のすう勢に合わせる形で、最近はミドルクラスのAシリーズを相次いで投入してきています。
ミドルクラスは中国系のスマホが低価格高付加価値で市場を席巻しているレッドオーシャンなわけですが、はたしてギャラクシーのミドルクラスという選択肢はありかなしか、私なりの基準で整理してみました。
現状主だったところでは、少し前からドコモではGALAXY FEELシリーズが投入されていますし、auでもAシリーズがぼちぼちラインナップされています。
この秋からはA20が、docomo(SC-02M)、au(SCV46)、UQmobileから、ローレンジ、エントリークラスとして投入します。
また楽天モバイルからはミドルスペックのA7の発売が決定しています。とくに楽天モバイルはSIMフリー版で、やっと日本でもGALAXYのSIMフリー版が展開される運びになりました。
SONYも続々とSIMフリー版の展開を決めていますし、おそらく今後はGALAXYもSIMフリーで買える可能性が多くなってくることが期待されます。
いくらSIMロックの解除が義務化されても、キャリアに紐づいたAndroidスマホは、対応バンドが限定されていて、他社では使い物にならないのが通例でした。その意味でGALAXYも使いにくい部分が多かったのも事実です。
しかし、3大キャリア対応のSIMフリー版が出てくれば、今後はGALAXYも有力な選択肢になることが見込まれます。
ここでは、最新のA20およびA7を中心に、A30との違いを絡めながら特徴を整理してみたいと思います。
1、GALAXY A20、GALAXY A30、GALAXY A7のスペック比較
黄色が優位ポイント、緑色が劣位ポイントを表しています。
A20は機能を割り切って絞り込むことで、低価格を実現しているのが一目瞭然ですね。何が譲れない点で、何が妥協できる点なのか、ご自身の使用目的や使い勝手と照らして比較いただければと思います。
2、選択のポイント
A20はどんな人におススメ?
やはりA20はエントリー向け、スペックは控えめの印象です。カメラはシングルですし、指紋認証もありません。
キャリアが狙っているとおり、ガラケーからの乗り換え、スマホ入門機という位置づけが妥当な感じです。いわゆる日本仕様の防水防塵やおサイフケータイには対応し、最低限の機能は押さえていますので、検索とLINEやメールなど、軽い用途であれば問題ないという感じでしょうか。とにかく安いスマホでいいという方には適したモデルかと思います。ドコモ版は21,384円(税込)とかなり価格も攻めてきています。
A30はどんな人におススメ?
A20よりも全方位に充実したスペックになっていますので、ひととおり必要な機能は備わった、ザ・ミドルスペックといった位置づけでしょうか。防水防塵やおサイフケータイといった日本仕様にも対応していますし、画面サイズも大きく、バッテリーも大容量ですので、動画視聴やゲームなど、様々な利用シーンに対応できそうですね。
バランスを考えれば、そつなくまとまった、マルチユースなミドルレンジスマホと言えます。迷ったらとりあえずこれを選んでおけば大丈夫かと思われます。
ただしauの人限定ですが…。
A7はどんな人におススメ?
カメラ性能でみると、この3機種の中でダントツに充実しているモデルです。逆に、防水防塵やおサイフケータイに対応しないなど、いわゆるグローバルモデルですね。やや使う人を選びます。
SNS、インスタ映えなど、スマホのカメラ性能が最優先の方にはおすすめできるモデルかと思います。また、SIMフリーであるのも大きな優位性ですね。キャリア変更に関わらず、使い続けられるのは大きな強みだと思います。
また、意外とチューニングがいいのか、思いのほかサクサク動くという評判も多いようです。A20はやや頼りないスペックですし、日本仕様にこだわらなければ、A7のほうが総合的な使い勝手は良いかと思われます。個人的にもこの3機種ではA7がもっとも汎用性が高いのでおススメだと思っています。
ただ、SIMフリー版といっても楽天モバイルへ独占的に供給されている関係で、起動画面にRakuten表示が出たり、楽天系アプリがプリインストールされている可能性が高いです。アプリは削除もできるようなので、細かいことかもしれませんが、一応。
3、まとめ
通話とメール中心の初心者ならA20、日本仕様で機能充実ならA30、カメラとSIMフリーが必須ならA7といったすみわけになりそうです。
個人的にはSIMフリーであることが重要だと思っていますので、A7が一歩リードかとは思います。楽天お得意のセールの随時開催されているようですので、うまく買えばだいぶ費用も抑えられそうです。
これまでキャリア専売だったGALAXYも、SIMフリーでの選択肢が出てきたのは評価ポイントが高いです。これからもっと多くのSIMフリー版が出てくることを期待しています。
A20と価格的に対抗するモデルとして、OPPOからA5 2020が発表になりました。低価格ながら4眼カメラ搭載と、かなり尖ったカメラ性能のモデルに仕上がっているようです。
低価格でなお、高いカメラ性能をお求めの方には、OPPO A5 2020が有力な選択肢になりそうです。
OPPOとの比較については別記事にまとめております。